べっ甲(鼈甲)メガネ

入荷時期によりフレーム価格は大きく変動します。記載の価格より高価になることもありますので、予めご了承ください。在庫状況、価格についてはお気軽にお問い合わせ下さい。
オール甲メガネ
LA02KK UM6016 薄極上トロ甲 ¥1,800,000
最上級の淡く透明感のあるトロ甲を使用したべっ甲メガネは、着用した際の肌との馴染み感が素晴らしい。レディースフレームとしてデザインされていますが、男性にもお勧めできるトレンドのキャットアイスタイルです。
size:レンズ横幅53mm 縦幅32mm レンズ間距離17mm フロント幅149mm
LA03KK UM6507 赤甲 x 黒甲 ¥1,380,000
黒甲と赤甲をシンプルに組み合わせた、しかしとても珍しい鼈甲(べっ甲)メガネです。テンプルは3層になった白甲を特殊な方法で染色するという非常に手間のかかる仕事を施しています。
size:レンズ横幅52mm 縦幅28mm レンズ間距離17mm フロント幅138mm
メンズ べっ甲 x 18金コンビネーションメガネ
C11KJ 6X697Y 白甲 x K18イエローゴールド ¥1,250,000
同系色の18金イエローゴールドと白甲を使用し上品に仕上げたフチなしフレーム。メタル素材のシャープさとべっ甲素材の柔らかいを併せ持つバランスの良いメガネです。金の使用量10.28g
size:レンズ横幅54mm 縦幅35mm レンズ間距離18mm フロント幅138mm
C02KK CH5612 黒甲 x 赤甲 x K18ホワイトゴールド ¥1,350,000
18金ホワイトゴールドと鼈甲(べっ甲)のコンビネーションメガネです。黒甲の間に、赤く染めた白甲(=赤甲)を挟むというモダンなデザイン。ソリッドな雰囲気で、サイドの18金部分からの流れも美しく、高級感がありながらも大変クールなべっ甲フレーム。非常に手間のかかるため、滅多に作られることがないという意匠です。金の使用量16.1g。
size:レンズ横幅55mm 縦幅33mm レンズ間距離18mm フロント幅145mm
C04KJ OV050TBT トロバラ甲 x K18イエローゴールド ¥1,150,000
ベーシックなスクエアシェイプのK18イエローゴールドフロントにやや薄めのべっ甲であるトロバラ甲を合わせた存在感のあるデザインです。金の使用量18.1g。
size:レンズ横幅55mm 縦幅37mm レンズ間距離17mm フロント幅143mm
レディース べっ甲 x 18金コンビネーションメガネ
LT02KJ ZC440SGW 緑甲 x K14ホワイトゴールド ¥2,200,000
2種の異なるコーティングを施したラグジュアリーな緑甲が目を引きます。ダイヤモンド、アクアマリン、サファイヤの3種類のジェムストーンが横顔を明るく印象付け、掛ける方の魅力を最大限に高めるべっ甲メガネです。金の使用量10.94g
size:レンズ横幅52mm 縦幅32mm レンズ間距離18mm フロント幅138mm
LT04KJ ZC420RRP 赤甲 x K18ピンクゴールド ¥2,500,000
ダイヤモンドを贅沢に散りばめた、最高峰の赤べっ甲メガネは、言葉では説明できない美しさです。絡まるリボンを表現した柔らかい曲線に大きなルビーが1粒、約30粒のダイヤモンドが精巧に、そして美しくセッティングされています。ダイヤモンド0.58カラット、ルビー0.16カラット、金の使用量15.2g。
size:レンズ横幅52mm 縦幅34mm レンズ間距離16mm フロント幅135mm
LN01KK CH5099 赤甲 x K18ピンクゴールド ¥1050,000
白甲を非常に手のかかる仕事で朱に染めたべっ甲職人の最高の技を感じる逸品。角度により赤いテンプルは色々な表情を見せます。18金ピンクゴールドとの調和も素晴らしいです。金の使用量10.7g
size:レンズ横幅52mm 縦幅32mm レンズ間距離18mm フロント幅138mm
鼈甲(べっ甲)は海亀の一種である玳瑁(タイマイ)の甲羅が原材料です。タイマイはカリブ海やインド洋など赤道近くの暖かい海に生息し、大きいもので甲羅の長さは1m以上にもなります。タイマイの甲羅は温めると自由に曲がるという特性があり、また複雑な構造をしているため、人工では製造は不可能です。1993年、ワシントン条約により甲羅の輸入が禁止されました。よって現在は1992年以前に輸入したべっ甲を使用しています。
べっ甲の価格は色や透明度によって変わります。黄色い部分が多いほど、また透明度が高いほど高価になります。もちろん使用する量が多いほど高価になります。べっ甲は色合いや斑(ふ)の入り方によって様々な名前が付いています。一部代表的なものをご紹介いたします。

白甲(しろこう)→ 玳瑁の尾の回りの4枚の爪甲(尖った三角形の甲羅)から作られます。黄みがかった深い透明感は、変わるものがないほど美しい。透明感を出すのは熟練の技を要し、採れる量が少なく希少価値も高いため最高級とされています。

オレンジ甲(おれんじこう)→ 白甲と同じく尾の回りの4枚の爪甲(尖った三角形の甲羅)から作られます。肚甲(はらこう-お腹部分の甲羅)を使用する場合もあります。白甲より透明度は低くなります。

白ばら甲(しろばらこう)→ 背中の甲羅の白い部分を集めて作られることもある弱冠の斑が入ったべっ甲です。べっ甲の雰囲気が出るということで、白甲より好まれる場合もあります。

茨布甲(ばらふこう)→ 背甲の自然の斑点を活かして作られたもの。一般的なイメージのべっ甲柄はこちらではないでしょうか。茨布甲の中でも白甲の部分が多く"斑(ふ)"と呼ばれる斑点が明瞭なものを上ばらふと呼び、白甲・オレンジ甲に次ぐ高級品となります。

黒甲(くろこう)→ 背中の甲羅の濃茶色部分のみを集めて作られたもので、重厚で品のよいツヤがあります。真黒(しんくろ)と呼ばれる黒一色のものは、茨布甲よりも価値が高くなりますが、現在では作られていません。

とろ甲(とろこう)→ 背甲の甲羅から作る、濃淡の弱いものをトロ甲といいます。上品にお顔に馴染む色合いです。赤っぽいものは上トロ甲、黒っぽいものは中トロなどと呼ばれ、やはり色が薄い方が高価です。
べっ甲メガネの取り扱いについて
通常のお手入れは乾拭きで
通常のお手入れはメガネ拭きなどの柔らかい布で乾拭きが基本です。使用後は必ず拭いていただくと艶を保てます。美しい艶を保つため水やお湯などにはつけないようにお気をつけ下さい。濡れてしまった場合は速やかに拭き取って下さい。また、汗や整髪料、化粧品などは劣化の原因になりますので、付着した場合は速やかに拭き取って下さい。
保管について
べっ甲は乾燥、高温、低温により劣化する場合がございます。また、べっ甲はタンパク質であるため虫に食われる事があります。特に長く使用しない時は、防虫剤を一緒に入れて保管して下さい。
アフターケア
使用によりどうしても艶がなくなったり傷が付いたりします。その場合、研磨することにより艶を取り戻し、傷を消す事ができます。また折れてしまっり大きな傷が付いてしまった場合も破損箇所によっては修理が可能です。お気軽にご相談下さいませ。
やってはいけないこと
お風呂、温泉、サウナでの使用、車内の放置など一般的な環境と違う場所ではべっ甲眼鏡が劣化いたします。またメガネ調整用温風機(ヒーター)、超音波洗浄機は絶対に使用しないで下さい。
他店でご購入のべっ甲メガネの修理について
他店でご購入のべっ甲メガネの修理も承っております。修理についての注意点は以下をご覧下さい。また、べっ甲メガネ、タイマイ(海亀)の剥製の買取は行なっておりません。